―NO,13限りなく透明に近いブルー―
真希さんが読んでみたいと言っていた本です。
真希さん、内容知っているのだろうか?
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/12/19
- メディア: 文庫
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AMAZONより内容引用。
福生の米軍基地に近い原色の街。いわゆるハウスを舞台に、日常的にくり返される麻薬とセックスの宴。陶酔を求めてうごめく若者、黒人、女たちの、もろくて哀しいきずな。スキャンダラスにみえる青春の、奥にひそむ深い亀裂を醒めた感性と詩的イメージとでみごとに描く鮮烈な文学。群像新人賞、芥川賞受賞。
かなり、衝撃的でしたね。
普通に生きてきた自分には、正直、衝撃的ではありましたが現実感が全くなかったですね。
読んでいて、あまり共感できることも、主人公に思いっきり感情移入することも出来ませんでした。
なにが彼達をあんなに風にしてしまったのか。
彼達の安らぎとは?
愛とは?
生きるとは?
そんなことを考えて読んでいました。
『限りなく透明に近いブルー』評価・・・・★★
すごい作品ではあるが、現実感に乏しく、登場人物たちに感情移入できなかった。
好みが分かれる作品だと思います。
文章は綺麗で好きですが、作品全体としてはあまり好きな作品ではなかったです。
最後にモーロアの言葉を。
きわめて立派な愛は、欲望の激しいひしめきにあるのではなく、
日常生活の完全な、永続的な調和によって初めて認められるのである。
ではでは、BOOK REVIEWはこれくらいにしまして