―NO,13限りなく透明に近いブルー―

MAKENKI2005-12-12






















































真希さんが読んでみたいと言っていた本です。



真希さん、内容知っているのだろうか?



































限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)


AMAZONより内容引用。

福生の米軍基地に近い原色の街。いわゆるハウスを舞台に、日常的にくり返される麻薬とセックスの宴。陶酔を求めてうごめく若者、黒人、女たちの、もろくて哀しいきずな。スキャンダラスにみえる青春の、奥にひそむ深い亀裂を醒めた感性と詩的イメージとでみごとに描く鮮烈な文学。群像新人賞芥川賞受賞。


































かなり、衝撃的でしたね。




普通に生きてきた自分には、正直、衝撃的ではありましたが現実感が全くなかったですね。































読んでいて、あまり共感できることも、主人公に思いっきり感情移入することも出来ませんでした。




なにが彼達をあんなに風にしてしまったのか。


彼達の安らぎとは?


愛とは?


生きるとは?




そんなことを考えて読んでいました。







































限りなく透明に近いブルー』評価・・・・★★


すごい作品ではあるが、現実感に乏しく、登場人物たちに感情移入できなかった。
好みが分かれる作品だと思います。
文章は綺麗で好きですが、作品全体としてはあまり好きな作品ではなかったです。






























最後にモーロアの言葉を。
きわめて立派な愛は、欲望の激しいひしめきにあるのではなく、
日常生活の完全な、永続的な調和によって初めて認められるのである。





































ではでは、BOOK REVIEWはこれくらいにしまして