―心に残った上半期本ベスト5―
今年も早いもので8月の21日まで歩んできました。
思えば1月に真希さんのかわいさに心奪われ、4月には大学生になり、さらにはこれまで見向きもしなかった“本”を読むようになり、今では“本”を読んでないと気がすまないまでになりました。
そして、これまで読んだ本の中で私の心にとても印象深く残っている本をランキングにして紹介したいと思います。
ランキングの順位ですが、より印象深かった作品が高い順位になっています。
そしてこれらの順位は、私の独断と偏見によるものです。
その辺を踏まえた上で、見ていただければ幸いです。
さてさて、早速第5位から発表していきましょう。
第5位の作品は・・・・・・・野沢尚さんの『深紅』です。(深紅の感想はBOOK REVIEWNO,1を参照下さい)
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12/10
- メディア: 文庫
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この作品を選んだ理由は作品もとても面白かったのですが、何よりこの本がきっかけで私は活字中毒に陥ってしまったのです。
作品としてもかなり衝撃的で、9月公開の映画は今年一番期待しています。
この思いで深い作品が第5位です。
続いて第4位は・ ・ ・ ・ ・ ・
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第4位は・・・・・・・・野沢尚さんの『魔笛』です。
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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AMAZONからの内容紹介引用
白昼の渋谷。
無差別爆弾テロ。犯人は女だった。
「狂気」を極限まで描き尽くす、作家・野沢尚の到達点。渾身の書下ろし。
公安と新興宗教のはざまで生み落とされ、首都を暴走する未曾有の恐怖。
警察をあざ笑うかのようにテロを仕掛け続ける女が求めるのは、罰か。救いか。
悪魔的な頭脳で日本を恐怖に陥れた彼女を、若き刑事と、その獄中の妻が追う。
この作品は、私が読んだ野沢作品では一番好き。(といって他に深紅と破線のマリスしか読んでいませんが)
この作品は冒頭から私の心を掴んで離さず、そのあともスピーディーに話が進み、ハラハラドキドキを常にしていました。
サスペンスも良いものだと痛感しました。(サスペンスといったら二時間ドラマぐらいしか知らなかったので・・・)
この作品が第4位。
続いて第3位は・ ・ ・ ・ ・ ・
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第3位は・・・・・・京極夏彦さんの『魍魎の匣』です。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/01/05
- メディア: 新書
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匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?日本推理作家協会賞受賞作。
この作品もBOOK REVIEWで感想書いてません。
書きたいとは思っていたのですが、今読み終わった本から感想を書いていたので書く機会がなかなか無かったのです。
と言い訳はこの辺にしてちょっぴり感想を。
すごく衝撃的でした。
なんたって怖いんですよ。後半あたりから。
後半のある場面を想像してしまうと、今でも寒気がします。
たった一言の衝撃。
これは本でしか味わえない感覚です。
ミステリとしてもすごく面白いです。
主人公京極堂の長い説明を面白く読める人は必ずはまります。
それと何といっても長い。ホントに長い。
なってたって、900ページぐらいありましたから。
この作品をかなり早い時期に読んでいるので、500ページぐらいのものなら長いと感じないんですよね。
この作品が第3位。
続いて第2位は・ ・ ・ ・ ・ ・
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第2位は・・・・・・天童荒太さんの『永遠の仔』です。
- 作者: 天童荒太
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/02
- メディア: 単行本
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再会は地獄への扉だった。十七年前、霧の霊峰で少年たちが起こした聖なる事件が、今鮮やかに蘇る―。山本周五郎賞受賞作から三年余。沈黙を破って放つ最高傑作ミステリー。
この作品は涙なしでは見れません。
何を隠そう私が上半期唯一泣いてしまった作品。
ストーリーが切なすぎる。
親に虐待を受けて、心を傷つけられてしまった三人の少年少女がある事件を起こしてしまい、それから大人になった三人が再会し、運命の歯車が狂いだしてしまいます。
この作品を読んだら、自分の子供達に虐待なんて絶対しないと決心するでしょう。
子供達の受けた心の傷の深さ。私には到底理解することはできません。
そうして、主人公の少女の受けた心の傷の深さを知っていくともう涙が出てきてしまいます。
主人公たる三人の少年少女が、自分達の心の傷を分かち合い、間違いながらも生きてゆく姿に感動しました。
またこの作品は、ミステリとして面白いです。
犯人は誰なのか、なんとなく絞りこめるのですがあの人だったとは・・・
この作品が第2位。
さていよいよ第1位の発表です。
第1位の作品は・ ・ ・ ・ ・ ・
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第1位は・・・・・・堀北真希写真集『ひこうきぐも』です。
- 作者: 西田幸樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/07
- メディア: ムック
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日本中の男子が恋する少女、3年間の軌跡。
映画「逆境ナイン」「ALLWAYS 三丁目の夕日」、ドラマ「電車男」、CM「フジカラー」……。16歳にしてこの夏のヒロイン・ホリキタ、デビューから3年の軌跡。初水着も含め、少女期集大成写真集誕生。
これも“本”ですよ(笑)
これは言わずもながでしょう。
ただ一言・・・・「最高デース」
と、こんな落ちで締めくくりましたがいいですよね。
だってホントに良いんだもん、『ひこうきぐも』。
ではでは、この辺で。
最後にバイロンの言葉を。
そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、世界のためにそなたを失いたくない。
(タイトルの言葉byボワロー)