―NO,2冷たい密室と博士たち―






BOOK REVIEW初めての続き物。



S&Mシリーズ第二作。



この作品も2日しか持たなかった。





この作品の評価・・・・★★★★
短評:一作目より万人向けになった感じ。
   ただ、面白さは変わりません。今回も犀川のキャラ好き。












   

冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)

冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)


AMAZONより内容引用。
同僚の喜多助教授の誘いで、N大学工学部の低温度実験室を尋ねた犀川助教授と、西之園萌絵の師弟の前でまたも、不可思議な殺人事件が起こった。衆人環視の実験室の中で、男女2名の院生が死体となって発見されたのだ。完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? しかも、殺された2人も密室の中には入る事ができなかったはずなのに? 研究者たちの純粋論理が導きでした真実は何を意味するのか。









今作はややインパクトに欠けた感じ。
前作のインパクトが凄かったってこともあるでしょう。







しかし、インパクトが欠けていても面白さは何ら変わりません。
今作品もいろいろ想像しながら読みました。





このシリーズはキャラクターがホントに好き。
特に犀川の独特の感性が大好き。
人嫌いとゆうか、現実嫌いとゆうか。






今作品はかなり大人しめだったので読みやすかったです。







これでますます、第三作目が読みたくなりました。






最後にセネカ(古代ローマの政治家、思想家、詩人)の言葉を。
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。







ではでは、ごきげんよう