―NO,3迷路館の殺人―







会報や電車や深紅についていろいろ書くことがありますが、それらは明日にでも。


















この作品の評価・・・・★★★★★
短評:もう「館」シリーズから、むしろ綾辻行人から抜け出せない。








迷路館の殺人 (講談社ノベルス)

迷路館の殺人 (講談社ノベルス)


AMAZONより内容引用。
複雑な迷路をその懐に抱く地下の館「迷路館」。集まった4人の推理作家たちが、この館を舞台に小説を書き始めた時、惨劇の幕は切って落とされた! 密室と化した館の中で起こる連続殺人。真犯人は誰か? 随所にちりばめられた伏線。破天荒な逆転につぐ逆転。作中作『迷路館の殺人』が畏怖すべき真相を晒した後、更に綾辻行人が仕掛けた途方もない2つの罠!








十角館に続きまたまたやられました





今回は最後の謎は、不審な点を見つけていたのにもかかわらず、スルーしていました。
気付いていたんですよ、でもあまり気にせず先に進んでしまったのが失敗だった。












わかってたのに・・・・・・_| ̄|○
ちくしょー、やられましたよ。








今回は非常によく出来ていて、これを読んだらもう抜け出せません「館」から。






読者の思考も必ず迷路にはまります。
もう、来た道を行ったり着たりでどうしたらいいのやら。
最後まで考えるのをやめてはいけません。
気を抜くと、迷路にはまってしまいますよ。














さーて、明日は深紅だ。










シカゴ大学教授として25年間
アメリカ史を講じた後、スミソニアン博物館の歴史・技術館館長を経てを歴任し、現在は同名誉館長に就任し執筆活動に専念しているという。 ...




最後にダニエル・J・ブアスティン(法学博、弁護士、アメリカ議会図書館館長)の言葉を。
The greatest obstacle to discovery is not ignorance --it is the illusion of knowledge.
〔発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく、知っていると錯覚することである〕