―第二回ヲタクについての考察―


以下、昨日の考察の続き。




“ヲタク”と“マニア”と“ファン”。
この違いには、先ほど結論付けた違いのほかに世間一般的には大きな違いがあると思われる。




私の感覚にしても、“ヲタク”は負のイメージ、“ファン”は正のイメージがある。




ジャニーズを好きで知識や資料やグッズなどを集めるまでにいたる人を、世間では“ヲタク”とは呼ばずファンと呼ぶ。
ミュージシャンやサッカー選手などを好きな人に対しても、マニアとは言っても“ヲタク”とはあまり言われていないように感じる。



これらの人も、言葉の意味合い的には立派な“ヲタク”ではないだろうか。



では、そのイメージの差異はなぜ生じるのか。
ここでもやはり虚構性という言葉が、関係してくるとのではないだろうか。




私の考えでは、世の中のイメージみたいなものを決めているのは、主に女性であろうと思う。
男性が決めるイメージも世の中に反映されてはいると思うが、女性が決めるイメージの方が圧倒的に多い気がする。


事に、気持ち悪いものやファッションなどは、女性がイメージを決めていると、言っていい位ではないだろうか。(やや暴論気味ですが)




その女性達が、虚構性の高い漫画やアニメなどにまだまだ偏見を持っているのが、“ヲタク”を負のイメージとして捕らえられている一つの原因ではないだろうか。(一般的にもまだまだ漫画やアニメやゲームなどに偏見を持っている人が多いとは思うが、殊更女性の偏見は強いと思われる)




また、美少女アニメなどはさらに女性には受け入れがたく、“ヲタク”のイメージをより一層悪いものにしている。



ジャニーズやミュージシャンやサッカー選手などは、女性から見てイメージもよく、むしろ憧れの存在なので“ヲタク”という言葉は使わず、“ファン”と言う言葉を使い差別化しているのではないだろうか。




“ヲタク”は男のなるものであるという間違った価値観から、女性が好むものには“ヲタク”という言葉が一切使われないのではないか。




また“ヲタク”のファッションが流行とはかけ離れていることも、“ヲタク”が負のイメージになっている原因の一つになっていると思う。(女性が好むファッションとかけ離れていることが重要である)





一般的な女性に言わせて見れば、流行のファッションからかけ離れた服装をし、昼間から家に篭ってアニメを見、また秋葉原に出かけ好きなアニメのグッズを買い、それを自慢しているなど、生理的に受け付けないと言ったところだろう。




結論を言えば、“ファン”と呼ばれるのは女性の好むもの、“ヲタク”と呼ばれるのは女性の好まないもの、と私は考える。






ここまで書いてきたが、私は決して“ヲタク”を悪く言うつもりは毛頭ない。
何かしら人は“ヲタク”であるのだ。












誰かに熱っぽく説明できるくらい好きなものを持っていない人はかわいそうである。











のめり込むものが、何一つないなんて悲しすぎる。















“ヲタク”は好きなものを心から楽しんでいる。















誰もが、好きな人との恋愛を楽しんでいる。















「心から好きなものを楽しむ」
それが人生を最も楽しいと感じることではないですか。


















だから・・・・・




















人は何かの“ヲタク”でなければ、人生楽しくないのでは。










(今回の考察は私の独断と偏見によって書かれています。途中、かなりの暴論も多々あると思いますが、ご了承ください。
この考察を読み、皆様なりの考え方を持っていただけたら幸いです。)


ではでは、ごきげんよう