―NO,3笑わない数学者―
やはり山田家の母は戸田恵子さんだったかと思ったMAKENKIです。
先週の放送で声だけでしたが、戸田さんでは?、と思っていました。
今更いっても遅い気がしますが・・・・。
さてさて、電車の感想は明日にでも書くとして、本題にいきますか。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/09/02
- メディア: 新書
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伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われている間に庭に立つ像が消えた。像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた…。
もう、良過ぎました。
完璧にS&Mシリーズにはまりました。
「館」シリーズも3作目ではまったので、シリーズものの3作目は重要な位置にあるのでしょう。
シリーズということを意識してきて、そのよさにきずくころが3番目くらいなのでしょうかね。
話的には、このシリーズ独特の雰囲気が満載でここまで読んできた人なら満足することでしょう。
犀川、萌絵、天王寺翔蔵、これらのキャラが最高に面白いです。
密室の謎も凄くよかったですし、最後の犀川と天王寺翔蔵やり取りが最後の謎として残るところが非常にいい感じ。
もう書くことはありません。
ぜひ読んでみてください。
どっぷりはまってみて下さい。
最後にへルマン・ヘッセの「デミアン」よりこの言葉を
我々がある人間を憎む場合、我々はただ彼の姿を借りて、
我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。